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資格と就活どちらを優先?既卒就職で使えるおすすめ資格

既卒になった時に、「資格を取得した方が既卒の就職活動では有利になるか?」とご相談いただくことが多いです。自己PRなどに行き詰まったときにも資格があればアピールになるのでは?と思われる方も少なくありません。

確かに、資格というのは特定の技能の証明ですし、既卒の就職活動でも有利になる気がします。
では、資格を取ることと就職活動のどちらを優先するとよいのでしょうか?また、どんな資格が有利になるのでしょうか?

気になる疑問についてお答えします。

資格には「必須」の資格と「加点」になる資格がある

フリーター・既卒就職で必要にある資格を考える時には資格の種類を知っておく必要があります。資格の中には、「その業務をする上で必須になる資格」と「その資格があると業務の上でプラスになる」という資格があるためです。また、「入社してからも取得可能な資格」と「入社後には取得が難しい資格」が存在します。例えば、薬剤師の資格は、「その業務をする上で必須になる資格」でかつ、「入社後には取得が困難な資格」です。こういった資格は就職活動でも応募する際に必要になるため、就職活動でも有利になることが多いです。

業務に必須になる資格は既卒・フリーターの就職でもかなり有利

業務をする上で必須になる資格を「業務独占資格」と言います。その資格がないと業務ができないという、法律で規定された国家資格です。

公認会計士、税理士、司法書士、行政書士、弁護士、弁理士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、社会保険労務士、建築士、医師、看護師、薬剤師など

などです。合格が非常に困難なため取得後の評価が高く、採用でも有利になります。経験を積み、資格を活かした独立を視野に入れることも可能です。こうした資格は、既卒・フリーターの就職活動でもかなり有利になる資格です。

ポイントは、不合格であったとしてもアピールになることが多いことです。

難関の資格の場合、合格していなくてもアピールに使うことができます。
弁護士などがそうです。「司法試験を勉強していた」プロセスがアピールになることもあります。弁護士の場合は大学も六年間行く必要があり、合格率が高くないことも知られています。そのため、あなたがこれまで学んで来たことをプラスの武器にしてアピールにつなげることも可能です。

資格ではありませんが、「公務員を目指していた」「教員を目指していた」「警察官を目指していた」といった経験も同様にアピールとして使うことができます。時々、不合格した場合はアピールに使えないという方もいるようですが、そんなことはありません。ブランクの理由も説明がしやすいですし、何しっかり勉強する習慣があり、真面目な人柄が武器になったケースを多くみています。人もそうした方を支援していますが、不利になるケースばかりではりません。

優遇されたり資格手当が付きやすい資格「名称独占資格」と「必置資格」

資格がなくてもその業務を行うことはできるのですが、資格取得者でない資格が「名称独占資格」です。
業務独占資格と名称独占資格は企業でも取得を奨励することが多く、資格保持者には資格手当が出るなど優遇されることもあります。

中小企業診断士、社会福祉士、介護福祉士、マンション管理士、技能士、保健師、保育士、栄養士、管理栄養士など

また、必置資格はある事業を行う際に必ず置かなくてはならないと規定された資格です。
旅行会社では旅行業務取扱管理者、宅地建物取引業者では宅地建物取引主任者(宅建)がそれにあたります。こちらも社内で資格取得が奨励されたり、資格手当がつく場合もあることからわかるように、応募先に関連した資格であれば採用段階で有利になることがあります。ただし、必置資格の場合は入社後に取得を奨励されるケースもあるため、必ずしも入社前に取ることが有利になるとは限りません。

既卒・フリーターにおすすめな資格とは?

ここまで書いた資格は、取得に時間がかかるものも多く、「ん?難しいかも・・・」と感じられるかもしれません。
既卒・フリーターの就職活動でこれから勉強するときのおすすめなのが、自分の技能や能力を示す加点になる資格です。「認定資格」とも言われますが、それぞれの団体が試験など独自の審査基準で与える資格であり、難易度もさまざま。一定の知識・能力が認知されている資格から、社会的評価があまりないものまであり、内容も語学や簿記、パソコンなど多数あります。

既卒・フリーターにオススメの厳選六資格!

    • MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)検定
    • 秘書検定
    • TOEIC
    • 簿記(2級以上)
    • ITパスポート
    • ファイナンシャルプランナー

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)検定

事務処理能力の証明になります。特に最近の仕事ではエクセルを活用することが多く、基本的な関数を使えると非常に好印象になることが多いです。

秘書検定

資格取得を通して学んだことを面接の場で実践できているとさらに好印象です。こちらも事務職などを希望する際にはプラスになる資格です。

TOEIC

600点以上あれば記載しても問題ありませんが、即戦力として採用されたい場合は800点以上を目安にした方が良いでしょう。

簿記2級以上、ITパスポート、ファイナンシャルプランナー

簿記などは汎用性が高く、どの職業でもプラスになると言えます。会社のお金の動きを理解できるというのはそれだけでもプラスと言えるでしょう。
取得の難易度は上がりますが、中小企業診断士、社労士といった資格もどの業界でも使いやすく業務のプラスになる資格です。
入社後の取得になりますが、産業カウンセラーなどの資格も最近注目されている資格の一つです。

ITパスポート、ファイナンシャルプランナー(他には宅建など)はその業界への興味関心の高さを閉める意味でも使える資格と言えます。

これらの資格は、「持っている」だけではアピールになりにくいものも多くあります。そこで、いかに自分の長所と結びつけられるかがポイント。例えば、事務希望者がパソコン資格を取ることで「正確で迅速な事務処理能力を具体的に語ることができたら、それは就活での強い武器になります。

MEMO
就職活動の資格欄は本人の興味関心や自己紹介書では見せれない一面を見せる意味もあります。
「柔道◯段」「茶道」「野菜ソムリエ」「世界遺産検定」など、自分の趣味や興味のあることについても書いてもプラスになりますよ。

注意しよう!資格取得の落とし穴!!

さて、ここまでは既卒就活で使える資格についてお伝えしてきました。さて、ここからは既卒就活の落とし穴について説明をしておきます。

資格だけでは既卒就活でアピールになりません

その資格が業務をする上で必須の資格でない限りはほとんどの資格は「加点」要素が強くなります。
仕事をする上で支障がなければ、資格の有無は採用担当者から見た時にはプラスアルファの要素であると考えておきましょう。特に新卒・既卒は総合職としての採用が多くなります。「資格を取ったことで、どんな能力が身についてどう仕事に活かせそうか」「資格取得までのプロセスで学んだことは何か」などプロセスを語れるようにしておかないと、思ったよりも苦戦することがあります。

資格取得に時間がかかって、ブランクが長くなると不利になることも

資格取得の勉強に専念しすぎると就活自体が後回しになってしまい、ブランクが長くなることがあります。そのブランクが選考においてマイナスに働くことがあります。
就活を一時中断する場合、ブランクの期間が採用担当者にどう判断されるのか、冷静に考えることも必要でしょう。時間と費用をかけた効果が果たしてどこまで見込めるのかといった、費用対効果の面から考えることも大切です。

目的のある資格取得が採用担当者には好印象

「なんでもいいから資格をとればアピールになる」と就活の一環として資格取得をするケースも目立ちます。どんな資格だったとしても、資格取得の目的(実はここが大切)が大切です。上の二つでも書いているように実践的に使えないと、就活ではせっかくの資格が有利に働きません。採用担当者が知りたいのは、「資格をどういった場面で活かしたいのか?」という資格取得目的です。取ったあとのことを先送りせずに今、考えておきましょう。

資格を活用するために整理しておきたいこと6つのポイント

資格取得をした時は下記の6つを整理しておくと面接でも相手にアピールがしやすくなります。

  1. 資格取得までのプロセスで自分なりにどう考えて工夫したか
  2. 資格取得までに大変だったこと、それをどう乗り越えたか
  3. 資格取得の中でどのような人と関わりを持ったか(異年齢の人との交流、コミュニケーション、情報交換など)
  4. 資格取得に向けて積極的に行った、自分オリジナルの勉強方法
  5. 取得までのプロセスで学んだこと、身についたこと(知識以外で
  6. 応募先の仕事でどのように活かせるか、活かそうと考えているか

既卒の就職活動はポテンシャル採用。無理な資格取得は不要です

既卒の採用は新卒の採用活動にポテンシャル採用です。

即戦力としての採用ではなく、可能性が評価されて採用されます。リクルートが就職白書で出しているデータを見ても企業が採用で重視しているのは、「人柄」「熱意」「可能性」です。新卒採用の場合は、入社してからの育成をを視野に入れています。そのため、経験や実績、資格がなくてもあなたの人柄や熱意をアピールしていけば採用になる企業がたくさんあります。

もちろん、資格は取得していれば有利になりますが、就職活動を止めてまで学ぶのは私はおすすめしていません。もし、取得するなら就職活動と同時並行をしながら学ぶことをおすすめします。ブランクが長くなるほど既卒の就職活動では不利になるケースが多いためです。これまで就職支援をしていた経験からすると、就活を進めながら資格取得の勉強をしても十分アピールになります。

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