既卒になった時に読みたい就職活動の進め方ナビ

既卒就活の履歴書は何を使う?大学指定?市販のもの?

キャリアコンサルタントの松田です。今回は、相談が非常に多い履歴書の選び方について解説をします。

既卒者として就活する場合、どの履歴書を使うか?と迷う方は多いです。

例えば、「大学指定履歴書か普通の履歴書、どっちを使えばいいの?」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

インターネットで検索すると、既卒の就職活動では大学独自の履歴書を使わない方がよいという意見もあります。一方で、大学指定の履歴書を使っても良いという意見も見られます。

結論から言うと、どうやって就職活動をするかによって使うべき履歴書は変わります。

具体的には、卒業後1年以内で、新卒として就職活動を行う時には、大学指定の履歴書を使うこともできます。

就職エージェントなどを利用する場合は、エージェントの指示に従うほうが適切です。

今回は、既卒就活での履歴書の選び方についてわかりやすく解説していきます。

既卒が利用する履歴書は、状況に応じて使い分けるのがポイント

インターネット上では、「既卒で大学指定の履歴書を使うと大学生ではないのにと思われるのでやめよう」という解説がよく見られます。

そういったリスクを回避したい場合は、大学の履歴書を使わない方がいいです。

ただし、転職者として就活するか新卒として就活するかのあなたの希望や状況で、どの履歴書を使うべきかは変わります。状況に応じた履歴書を使い、就職活動に臨むのが適切です。
立場に応じた履歴書の使い分け方、書くときのポイントを見ていきましょう。

新卒枠なら大学指定履歴書、転職者なら普通の履歴書を使おう

既卒で就活を行う際、新卒としてなら大学指定履歴書、転職者としてなら市販されている普通の履歴書を使うことができます。

新卒とは学校を卒業見込みとなっている人を指す言葉ですが、厚生労働省の方針により、「卒業から3年間は新卒採用枠での応募が可能」になりました。

これにより、卒業から3年以内の既卒は、大学指定履歴書を利用しても原則問題ありません。特に大学卒業後1年以内なら、あまり気にする必要はないでしょう。

大学指定履歴書は、未経験でもアピールしやすいよう自己PR欄が広く設定されており、既卒後間もないころならそのまま利用できます。

ただし、就職エージェントから「大学指定履歴書ではなく、こちらが指定する履歴書を使ってください」と指示される場合もあります。

この場合は就職エージェント指定の履歴書に沿った選考活動が行われるので、素直に従いましょう。

特に、「ハタラクティブ」や「DYM就職」と言った既卒の就職に強いエージェントは、既卒者に適した履歴書を熟知しているのでなおさらです。

大学指定履歴書を利用できるのは、既卒後1年程度

大学指定履歴書を使う場合、大学卒業後1年が利用できる目安であることを意識してください。

厚生労働省からの方針があるとはいえ、既卒後2年~3年経った学生に対する扱いは厳しくなるからです。

新卒ではなく転職者扱いとして扱う企業も出てくるので、大学指定履歴書を利用しているとマイナスイメージとなります。

なので、大学指定履歴書を既卒後1年以上利用するのは避けましょう。1年以内に就職活動で結果が出なければ、一般の履歴書に切り替えてください。

既卒には自己PRを書く欄が大きい履歴書がおすすめ

では、既卒後1年経過した場合、どのような履歴書を用いればよいのでしょうか。

結論を言えば、大学指定履歴書のように自己PRの欄が大きい履歴書です。

経歴にハンデのある既卒にとって、自分のスキル・熱意をアピールできる自己PR欄は重要なポイントとなります。

おすすめなのが、アピカ株式会社の「自分を売り込む履歴書」です。志望動機・自己PR欄が広く設計されており、熱意やスキルを積極的にアピールできます。

サイズはA4とB5の2種類があり、企業の指定や自分の書き方に沿ったものを選択可能です。

「自分を売り込む履歴書」

また、転職サイト「エン転職」が提供している、履歴書のテンプレートを用いるのもおすすめです。

履歴書|テンプレート5種類のダウンロードが可能 / 自身の強みをアピールできます(無料)

「経歴」、「志望動機」、「長所」など、自分が企業に伝えたい部分を効果的にアピールできる履歴書5種類が無料でダウンロードできます。

経歴のハンデを補いたい既卒にとって、心強い味方です。5種類を見比べて、自分に最も適したものを選びましょう。

「履歴書は手書きでないと駄目」という企業はまだまだ多い

最後に、よく寄せられる「履歴書は手書きでないと駄目なんですか?」という質問についてお答えします。

自分に最適な履歴書を手に入れた後、気を付けてほしいのが手書きの有無です。

近年緩和されつつありますが、「履歴書は手書きでなければならない」という企業は未だ数多く存在します。

2015年の調査によると、「履歴書が手書きとPC作成の場合、どちらの人材を採用するか」で「手書き」と答えたのは72%!

約7割の企業が、手書きを重視するという結果となりました。

参考:手書き履歴書とPC履歴書、あなたが採用担当者ならどちらの人材を選ぶ? )

既卒はただでさえ不利になりやすいので、履歴書は可能な限り手書きで記入するのが無難です。

単に手書きで書くのではなく、誤字・脱字がないか、内容がしっかりしているかもチェックする必要があります。

手間はかかりますが、割り切りましょう。

まとめ

既卒者が就職活動を行う場合、自身の希望や状況に沿った履歴書を選び、作成する必要があります。

転職者扱いか新卒扱いか、自分をアピールするのに適したフォーマットは何か、自己PRにはどのような内容を記入するのか、全てをしっかり考慮しなければなりません。

根気のいる作業ではありますが、履歴書のちょっとした内容の違いで選考の成否が決まることもあります。

自分にとってベストな履歴書を作成し、ベストな企業から内定を獲得しましょう。